手芸における、三つ折りとは?
三つ折りとは、布端の始末の仕方の1つで、パンツやスカートの裾、袖口など手芸において非常によく使われます。
布端を2回折り込んで始末をすることで、布がほつれず、見た目もきれいに仕上がるのが特徴です。
ただし、三つ折りは生地が3枚分重なるため、分厚い生地や硬い生地には適しません。
三つ折りの方法
「三つ折り」と「完全三つ折り」についてご紹介します。
縫い代巾は3cmです。

三つ折り
1cmと2cmの三つ折りにします。
①まず1cmで折る

②さらに2cmで折る

完全三つ折り
折り巾が同じ三つ折りのことを完全三つ折りといいます。
①1.5cm巾で折る

②さらに1.5cm巾で折る

ステッチは三つ折りのキワにかけます。


縫い代始末の色々
布端の始末は三つ折り縫い以外にも、
- 裁ち目かがり(ロック始末、ジグザグ縫い)
- 袋縫い、折り伏せ縫い
- パイピング始末
などがあります。
生地と箇所によってどんな始末が最適かを考え、きれいに見える方法を探ってみてくださいね♪
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